Glittersのお話【2019-2020シーズン】

History

前年度、USA Regionals(チアダンスの地区大会)で2位入賞したY.C.D Glitters。大会でのキレッキレの演技、表彰式で呼ばれて前に出ていくカッコイイ姿を見ていた育成クラスDIARAISE(ディアレイズ)の初期メンバー。

Glittersオーディションを受け、6名がGlittersのメンバーに入りました。

この年、今回の世界大会メンバーのリーダーHANAが最年少5年生でメンバー入り、翌年にKUU、HINAが続くことになります。この頃MIKI、YUZUKIはキッズクラスで踊っていたのですから、選手達の成長の速さと上達の速さには驚きます😳

さて2019年、Glittersは9名になりました。怪我で経験の長いメンバーが離脱。育成から上がったばかりの競技1年生が多かったこの年、試合の度に振り付けやフォーメーションをどんどん変更。ひとつでもランクを上げられる振り付けを模索しました。厳しいレッスンの中でも選手達は自分達で考え、支え合い喰らいついてくるそんなシーズンでした。

▲大会前、自主練など丸くなって話し合っている姿をよく目にしました。
▲チアダンスの醍醐味のひとつ、ラインダンスですが、このあとコロナにより選手同士の接触が一時的に禁止(今は緩和)になりました。

初めて挑戦する大会では競技ルールが読み解けず苦労することもありましたが選手達はいつでも全力投球で踊りました。

▲赤羽西口フェスティバル、ビーンズ祭りなど、地域のイベントには積極的に参加をさせていただきました。

この年、大きな出来事が2つ起こります


1. Glittersの初代メンバーKano

JAZZ soloで世界2位に

前年より挑戦を始めたJAZZ soloで高校生のKanoがjamfest!JAPANの推薦を獲得✨️ケンタッキー州ルイビルで行われたjamfest!Dance super nationalsに出場し、みごと2位入賞を果たします。小さい頃からコツコツと努力を積み重ね夢を掴んた瞬間です。

2. Glitters junior pom部門で悲願の全国大会の切符を獲得🎫

Kanoが帰国しすぐに、次はGlitters(団体)のUSA Regionals(全国大会をかけた地区予選)です。直前で最高のバトンを受け取ったGlittersの選手達は1年の練習の全てをこの2分の演技にかけました。

見事に2位入賞、とうとう悲願の全国大会の出場権を獲得しました🏆✨

悲報 全国大会中止

Glittersだけでなく、全国チアダンサーだけでなく、全国の子ども達の夢がどれほどの数、幻と消えた事でしょう。新型コロナウイルスです。

新型コロナウイルスの市中感染による緊急事態宣言で、ほとんどの学校が休校。学校の体育館はもちろんのこと、スポーツ施設も全て閉鎖、集まって練習することも、外に出ることすらできない日が突然やって来ました。

日本のチアダンサーの夢の舞台、USA nationals(全国大会)も、1度は夏への延期が発表されましたが、感染者数は増加の一途をたどり、後に延期→中止へと訂正され、その瞬間、Glitters結成からの悲願Jonior部門での全国大会進出は幻となりました。

▲USAより発行されたcertificate。左側のトリコロールリボンこそが、USA nationals(全国大会出場者の証)

夢の舞台、幕張メッセで踊るという目標は次のシーズンのメンバーに託されました。

【北区こどもかがやき顕彰】かがやき賞受賞

2019-2020メンバーが全国大会出場権獲得の功績で北区に表彰していただきました。

全国大会で踊ることはできませんでしたが、選手たちの功績を認めて下さったことは大変嬉しく、Y.C.Dとしても大きな励みとなりました。

引退していく先輩たちから、【幕張メッセで踊る夢】を託され3ヶ月の休校から次のシーズンが始まります。リーダーHANAは2年目へ、育成からは現中学生メンバーのKUU、HINAが進級してきます。

SHERE