Glittersのお話【2022-2023シーズン②】
【夏から獲りにいく‼️】をテーマに初戦から高難度の演技構成に挑んだGlittersですが、入賞には一歩及ばず。各自課題と向き合う修行の夏となりました。外部のワークショップにも行きました。まさにチア一色の夏休みを超えると、選手達は一回りも、二回りも大きく逞しく成長します。
さて、いよいよ夏が終わるとチアは本格的に大会シーズンに入ります。
ここからは冬や春に行われる全国大会の予選などが始まり、1歩及ばなければその大会は今年度はもう終わってしまう、、、シビアな試合になります。
JAMfest!Japan vol.17 in 立川立飛
全米最大級のチア&ダンスイベント“ジャムフェス”。他の大会と異なりエンターテイメント要素が追加され、音と、光の演出やDJによるMC、砂被り席で選手を応援するJAM ZONEなど、とにかく選手も観客も楽しい‼️LIVEステージのような大会です。(筆者の主観ですが)
審査はチアのメッカ、アメリカの審査員によるジャッジとなり、ジャッジシートを読み取るのに四苦八苦するのもJAMfest!の特徴です。
(全国のチアリーダーのみんな、英語だけは勉強しておこう‼️)
このJAMfest!は、日本の各地で地区予選があるわけではありません。本戦1回のみ。そのため全国からこのJAMfest!に強豪チームが集まり、全国大会のような顔ぶれになります。
物語の始まり
JAMfest!のエントリーが終わると、世界大会への推薦を受けるかどうか?の意思確認があります。
おさらいをしておくと、誰でも世界大会に出場できるわけではありません。
大前提として、日本国内で開催されるいくつかの大会において上位入賞しBIDと呼ばれる出場権(推薦)を獲得する必要があります(JAMfest!はその大会のうちのひとつです。)
リーダーHANAが小学4年生の時に短冊に書いていました。チアで優勝してアメリカに行きたい🇺🇸
そのために必要なのは、チアの技術だけではありません。お金だけでもありません。
何より大切なのは、
【一緒に目指してくれる仲間】なのです。
誰か1人欠けても、世界大会への挑戦は出来なかったでしょう。
しかし、2022-2023Glittersは世界大会に挑戦する、という大きな夢に挑む事に決めました。
そして、現実的には大きな金銭的負担もある中、選手達の決定を勇気を持って尊重する保護者の後押しがあり、【もしも、BID進呈対象に選ばれた場合には、BIDを受け取る】と言う決断をして大会に挑みました。
そういう意味では、スーパー小学生🎒の加入に加えて、どこまで行けるかチャレンジしたい‼️と思える仲間が集まった事でGlittersにアメリカが近づいて来ました🇺🇸
4位入賞 BID獲得🏆
日本の大会ではjunior部門は人数により、small、midum、largeに分けられます。チーム数の多いsmallはさらに3〜5人、6〜8人などに細分化されることが多いのですが、今回の大会は4人〜14人までがsmall。普段、日本の大会では直接当たらない人数の多いチームの中での戦いとなりました。つまり順位の予想がつかず、また大人数のチームのそうそうたる顔ぶれにこれは厳しい戦いになるぞ、と思ったのも事実でした。
全国トップクラスのチームに混ざって堂々4位
なんと、The Dance SUMMITの出場権を本当にとってしまいました🇺🇸☆🇺🇸☆🇺🇸☆
残念ながらこの時まだ会場での表彰式はなく、週明けにwebで結果発表となりました。
Glittersはレッスン中だったため、お迎えの保護者がくす玉を持ってお祝いしました🎊🎊
ところで、スーパー小学生🎒MIKI & YUZUKIは何がスーパーなのでしょう?中学生顔負けのアクロバットやターンテクニックでしょうか?(それもあります)
1番は、努力の量です。これは、ほかの選手にもあてはまります。小さかったら高く跳べ!!大きい選手に合わせるには高く飛び、大きく踊る。どの選手も最初からなんでもできたわけではありません。やはり日々の努力の積み重ねが何年かけて今日の自分を作っている、と言う事なんだろうと思います。
Glittersは5人しかいないsmall中のsmallのチームです。でも5人の力が爆発した時大人数のチームを凌ぐ迫力のある演技になります。アメリカではそんな演技をしてきたいと思っています。
かくして、
- HANAが5年前に短冊に書いた夢に、
- 不可能を可能になるまで諦めない元祖努力家のKUU
- 1番近くでいつも一緒に夢を追いかけたアクロバットのスペシャリストHINA
- 爆発力No.1 スーパー小学生にしてスーパーオールラウンダーMIKI
- GlittersのNo.1ど根性娘 スーパー小学生、気持ちとターンは絶対ぶれないYUZUKI
5人の選手と
- 厳しいレッスンの中でも選手への愛があふれるコーチYUI mikami
この6人化学反応が起きた2022年Glittersは創設8年目にして世界大会出場という大きなチャンスを手に入れる事ができたのです。
もちろん、それだけではなく日頃からご指導いただいてるアシスタントコーチ、バレエコーチ、アクロバット教室の先生、それから保護者の皆様はじめ選手のご家族。地域の施設の皆さんや、readyforを通してご支援くださった皆様に支えていただいてフロリダに行けること、感謝の気持ちで一杯です。
さあ世界大会への出場権をとったGlittersですが、国内の大会はまだまだ続きます。
次はJCDA 全日本チアダンス選手権 関東予選です。ここをしっかり勝ち抜いて全国大会に進まなければなりません❤️🔥
GO! Glitters!!